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VIVA 煩悩!!の巻

公開日: : 最終更新日:2014/01/19 日本語 , , , , ,

今日ごとに 今日や限りと 惜しめども またも今年に あひにけるかな
藤原俊成  (新古今和歌集)

<大まかな意味>大晦日が来るたびに、これが人生最後の大晦日だろうなと惜しんでたけれど、またもや今年も大晦日になってしまったぜ。

91歳まで生きた藤原俊成が88歳の時に作った歌。

 

大晦日、そしてお正月と、伝統的な行事が多い今日この頃だけど、毎年同じことをできる喜びってのも感じたりして。
伝統って偉大なるマンネリズムかもしれないなー。
毎年変わらずに同じことが出来る幸せってのを噛み締める年に、ワタクシもいつかはなるんだと思ふ。

 

さてさて、色々あった2013年も、あと残すところ数時間。

ワタクシは2014年のモットーを既に決めております。

それは、ルネッサーンス。

いや、マジで。

 

横文字で書くとフランス語の Renaissance が、色んな国で使われているけど(日本も)

ルネッサンスとは、14世紀にイタリアで始まったから、本家本元の言葉は Rinascimento(リナッシメントと読む)。

『生き返る』というか、『もう一回生まれる』っていう意味で、綺麗な言葉で表現すると『再生』とか『復活』。

『再生』やら『復活』っていう綺麗な言葉で表すと、『一回死んだ後に生まれ変わる』の『一回死ぬ』っていう部分の意味あいが薄れるのがとても不思議だ。

そう、生まれ変わるには、一回死ななきゃいけないわけさ。

 

バカは死ななきゃ直らないと言うけれど、逆に言えば死ねば直るわけ。(笑)

なにも、物理的に死ぬことを推奨している訳ではないので、ちゃんと全文読んでくれたまへよ。

 

人間なんてのは愚かな生き物だから、100%正しいとか、100%の人間から好かれるとか、支持されるなんてのはあり得ない。

だってさ、あのキリスト様だって、アッラー様だって、お釈迦様だって、世界の全人類から支持されてないんだからさ・・・。

人間には所詮無理なのでございます。

だから、実行→失敗→反省→復活→また失敗→また反省→また復活→またまた失敗→またまた反省→またまた復活の繰り返しをしているうちに、物理的な死が訪れ、そして生のバトンを受け継いだ新たな世代もその繰り返しをする・・・

それが人類の歴史なのだ。

一回死ぬことが重要ってさっき言ったけど、失敗→反省の部分を『死』と表現しております。

死んだことを自分で意識しなかったり、事実を認めるのが怖いからと言ってスルー(無視)してる状態は、成仏できずにこの世をさまよう幽霊みたいなもの。

自分が死んだことをちゃんと認めて成仏しないと生まれ変わらないってことだなっ!

 

そして、大晦日と言えば、除夜の鐘。

joyanokane 

除夜の鐘は108っていう人間の煩悩数だけたたかれるって広く言われているけれど、

『煩悩』とは悟りを開いた立派なお坊さんになる上で『煩わしく』『悩まされ』てしまう人間の『欲』なわけで・・・。

でもさ、『欲』がなければ、人間といふもの、前には進めない。

特に、科学が進んだ現代、○○は危ない、○○するのはリスクがあるなどと、数限りないリスク(危険)が既に分かっている世の中、そんな危険が潜んでいる道を歩く原動力は『欲』しかないんだよね。

「わかっちゃいるけどやめられない」って、昭和の歌があったけれど、本来しない方がいいって言われることは楽しいことのような気がする・・・。

 

失敗したら、悩んで反省して復活すればいいのだ。

という訳で、VIVA煩悩!

2014年が皆にとって、色んな新しい経験ができるアクティブな年になりますように!

西園寺怜
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Comment

  1. 岩谷薫 より:

     あけましておめでとうございます。
     お店をしまわれた時、何かメッセージを送らなきゃ…と思っていたのですが、当時、北条様とメールでよく喋っており、つい西園寺様と、喋った気になってしまい、お世話になっておきながら、何の言葉もなく申し訳ございませんでした…。
     アメーバ閉鎖の報を知り、年末までには、なにかコメントを書こうと、決めておりましたが、運悪く年末は出版の事で、ものすごく忙殺されてしまい、やはり、アメーバのある内にもメッセージが残せませんでした…お赦しください…。
     奇しくも、新年に思う言葉は、お互い同じでした。非力ですが応援しております!

    • rei_saionji より:

      岩谷様

      あけましておめでとうございます。
      ワタクシこそ、岩谷さんに連絡をさせて頂かなければいけなかったのに、ついつい北條にマカセっきりにしておりました。

      ごめんなさい!

      岩谷さんなら分かって頂けると思いますが、アメーバの閉鎖は、区切りをつけたかったたためです。
      岩谷さんの素晴らしい写真には、本当にインスパイアされました。ありがとうございます。

      出版のことでお忙しかったとのこと・・・。例のアレの出版ですか??
      将来、岩谷さんとコラボして何か出版できればというのが我々の野望の一つです。
      今後ともよろしくお願い申し上げます!!

      西園寺怜

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